東京都議会議員 都議会民主党幹事長
中村明彦

 新年あけましておめでとうございます。
台東区民の皆様には平成十八年の新年を、お健やかにお迎えになられましたことと拝察し心よりお慶び申し上げます。
 昨年七月には多くの方々のご支援を賜り都議会に再選をさせて頂き、心よりお礼申し上げます。
現在、都議会民主党三十五名の代表である幹事長としてしっかりと都政運営に取り組んでおります。
 昨年私が提案しました「隅田川水辺ラインの再生」に対し、隅田川流域を始めとする「東京の水辺空間の魅力向上に関する全体構造」の中間のまとめが十一月に発表され、いよいよ実現に向けて歩み出しました。
特に台東区地域では憩いの場づくり、回遊性を向上させる観光まちづくりを重点としております。この構想により隅田川と街の一体化で多くの観光客を台東区にお招きをし、景気の発展につなげて行きたく考えております。
 又、本年はオリンピックを東京に誘致する活動を始める年でもあります。昭和三十九年の日本はまさに高度成長の時でもあり、世界の東京としての近代化を目指したオリンピックでありました。しかしそれによって東京の多くの歴史や文化が被害をこうむったことは残念なことです。
中でも江戸時代に五街道の起点であった「日本橋」や「道路元標」が高速道路におおいかくされ、非常にさびしい状態におかれています。そうした日本の歴史、文化を再興させ、東京の魅力を世界に発信させる千載一遇のチャンスととらえ、オリンピックを再び東京で開催したいと願います。
 議員は地元の方々が困っている事を解決し、夢や希望の実現に向けて進んで行く事が責務と考えております。
上野地下駐車場の工事に関しても延期は地元商店街に大打撃を与え、台東区全体に与える影響は計り知れないものがあると考え、早期完成をさせるべく全力で取り組んで参ります。
 今後も台東区、東京都のパイプ役として皆様方の声をお聞きし、都政に全力で万進して参ります。
 本年も皆様にとりまして良き年であります事をご祈念申し上げ新年のご挨拶とさせて頂きます。