(常磐新線)

平成15年1月24日
首都圏新都市鉄道株式会社

 つくばエクスプレスは、秋葉原とつくばを結ぶ鉄道建設と沿線のまちづくりを一体的に行い、常磐線の
混雑緩和と沿線地域の活性化に資する首都圏の重要なプロジェクトです。現在、地元の東京都、埼玉県、千葉県、茨城県等の関係者によるご協力を得ながら、建設主体の日本鉄道建設公団と連携して事業の推進を図っておりますが、昨年末までに用地確保の見通しが立ち、年度内には土木工事が概成する見込みとなりました。

 15年度には駅舎等の建設工事や設備工事が本格化するとともに、4月に茨城県内の車両基地周辺で車両の走行試験が始められ、また要員の採用や運行計画の検討等開業に向けた諸準備も順調に進んでおり、平成17年秋には予定どおり開業できる見通しとなりました。

また、建設費の大幅な縮減に努め相応の成果をあげつつありますが、一方で経済社会情勢の変化を反映した今後の需要見通し等を踏まえ、開業後の経営基盤の強化策が講じられる方針となりました。

  (開業予定)
           平成17年秋

  (建設費)
           約 9,400億円

  (経営基盤強化策)
            
           国及び地方からの無利子貸与付の措置期間の4年延長

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